追伸
最後に・・・私からあなたへどうしても伝えたいことがあります。
あなたは「小さな幸せに気づく24の物語(中山和義著)」って書籍はご存知ですか?
この本は心に強く残る物語を24個掲載しています。
大きく分けて
・「心を成長させてくれる物語」
・「仕事や働くことから気づき、成長させてもらった物語」
・「家族や友人から成長させてもらった物語」
・「夢を追いかけている人から成長させてもらった物語」
これらの4つに分かれています。
その中で私の心に強く残った物語を紹介したいと思います。
一つ目は
「友達と給食」という物語です
『ワタミの渡辺社長がカンボジアに支援に行かれたときの話です。
一日一食も満足に食べられない子供達に給食を毎日配給することにしました。
そこで信じられない光景を目にします。
ある1人の女の子が全部食べずに残りをビニール袋に入れていました。
校長先生に聞くと、女の子の家は親が病気で働けず食べるものが無いそうです。
働けない親のために持ち帰っているそうなんです。
しばらくすると他の子供達が次々と女の子のビニール袋に食べた残りを入れていきます。
成長期の子供達が一日一食しか満足に食べられないのそんなことをしているのです。』
この話は私には衝撃的でした。
同時に私たち日本人はなんて恵まれているのでしょう。
確かにお金が無くてつらいかもしれません。しかし、食べ物がろくになくても元気に明るく
助け合って生きている人たちもいるということを忘れてはいけないと思います。
二つ目は
「キッチン」という物語です
ある年輩の夫婦のお話です。
『旦那さんは仕事中心で家庭には目もくれませんでした。家事なんて全くやったことありません。
家に帰って、夕食が出来ていないと「何やってんだ!」と怒鳴りつけていたそうです。
そんな状況でも奥様は文句ひとつ言わず「ビールでも飲んで待っていてください」とおっしゃってたそうです。
ある日、奥様がご病気で亡くなってしまいました。
旦那さんは家事を1人で全部やらなくてはなりませんでした。
洗濯をやりました。「こんな寒い日にこんな冷たい水で洗濯していたのか」
食事を作りました。「毎日毎日献立から考え、面倒くさいのに買い物に行っていたのか」
「こんなに家事が大変だとは思わなかった」
旦那さんは奥様のありがたみを知り、ボロボロと涙を流しました。
「俺はなんてことをしたんだろう。なぜもっと優しくしなかったんだろう」強く後悔しました。』
普段から当たり前のように自分の周りにある物がどれだけありがたいか
考えさせられました。
旦那さんや奥さん、両親や子供、友達、会社の上司や部下、同僚
周りに感謝する気持ちが大切だと感じました。
正直なかなか感謝するのは難しいんですが、ちょっとでも頭の隅にあれば
それだけで変わってくるのではないかと思います。
今生きているその一瞬は一生戻ってきません。一日一瞬を大切にしたいと思っています。
私は大切な人生を常にチャレンジしていきたいと思ってます。
しつこいようですが人生一度きりですから・・・・・
それでは・・・
ここまで私の駄文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
最後にあなたの人生の成功を心よりお祈りいたしております。
春枝辰哉
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